ホウセンの煩悩箱

相場と煩悩 うぬぼれと内省の無限反復

秀才の裏の顔

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今朝はZOZOを買い落ち3.5万。

戻りを売り、突っ込みを買い落ち。淡々と。

同期の友人僧侶が下関のお寺に養子で入るようだ。現在のご住職が70代、ひとり娘は継ぎたくないということで、次期住職として熱烈なオファーを受けているらしい。

彼は私と同じく一般家庭の生まれだけど熱心な真宗門徒の家庭で育ち、幼稚園児の頃から坊さんになるのが夢で、そのまま僧侶となって、もうすぐ住職になろうとしているドがつくほどの頑固者だ。

浄土真宗は修行がないかわり、宗学研鑽が盛んである。彼は現在、若手の中では全国1-2を争うほどの秀才で先日も京都の本山から何やら表彰されていた。

しかし勉強ができれば収入が増えるかと言えばそれは必ずしもイコールではないということに気づいた彼は、一年前から副業で古物商をやっている。

研究資料として古本屋で2-300円で買った江戸時代の仏教書を、読み終わったからとヤフオクに出したら15万で落札されたのに味をしめて、古書のせどりを始め、今では天台宗真言宗の高僧方が上顧客らしい。

安く買って高く売るというのが商売の基本原則だから、相場の話とも共通項が多い。

いい友達というのは、ドス黒い内面も見せ合える友達、ということで、悪い友達ということ。

彼との会話はお念仏と儲かった額が交互に飛び交う。

就任決定したらフグ食べに行くかな。