ホウセンの煩悩箱

相場と煩悩 うぬぼれと内省の無限反復

のらりくらり川のやうに

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新しい命、生命の神秘を目の当たりにすると同時に、最近お葬儀が続き、世の無常もヒシヒシと感じる日々です。

肌感覚ではどうやら過疎地の独居老人の死亡ラッシュが始まったようで、明日も葬式。喪主不在で、親戚同士でひともめあったようだ。こういうのが増えてくるんだろうな。

葬式仏教と揶揄され、もうそれしか仕事がない寺院界、人口ボリュームのある戦後ベビー世代が今後10-20年であらかたいなくなると、葬式だけで食ってた専業住職は完全アウト、でもヤバイヤバイと言いながら、何も新しい行動を起こさない寺がほとんどだ。

そうなると寺をたたむしかなくなり、当然本山への上納金は激減、日本最大の仏教教団も、縮小せざるを得なくなる。まあ、一回リセットして、甘い汁吸ってる老僧を全員追い出して、一から立て直した方がいいと思う。かといって、代替わりした新門様も、求心力はないしなあ、リアルなところ、末端からは不満の声ばかりだ。

潰れるまではやるけれど、地域の人たちが世代交代した時、寺はいらんと言われれば、潔く出ていけるように、まずは金がいる。相場は楽しい。このまま10年続けて、とりあえず脱出の手はずはつくかな。

もしそれでも残ってくれと言われれば、どっか別に住処を作って、ランボ乗り回しながら、時々江戸期に建てられた寺建築を味わうヴィンテージ趣味の生活も悪くない。

流れに身をまかせる。準備と練習は怠らずに。