ホウセンの煩悩箱

相場と煩悩 うぬぼれと内省の無限反復

36歳の故人

今日は親戚の葬儀だった、長男、36歳。

林業に従事されていたらしく、安全確認は怠っていなかったが、偶然と、ちょっとした油断が重なって、大木の跳ね返りを受けて10m以上吹き飛ばされて全身を強打。山の中だったのでレスキューのヘリでの搬送にもてこずり、間も無く息を引き取られた。

ご遺体も損傷が激しく、生前の面影が全くわからないほど、痛々しいお顔だった。

喪主であるお父様が、無念そうにお話しくださった。
一番手をかけて育てた、自慢の息子だった。早すぎる。。



80-90歳まで生ききって亡くなられた方の葬儀は、自分も頻繁にお勤めさせてもらうけど、まあなんというか、ある意味で清々しい空気がある。

でも今日は重かった。
仲の良かった弟さんは火葬場で気がふれてしまわれた。

とても受け入れられない。

受け入れたくない。という参列者がほとんどだったろう。


改めて、今、生きていることの方が稀なことなんだと、喉元に突きつけられるようなご縁でした。