ホウセンの煩悩箱

相場と煩悩 うぬぼれと内省の無限反復

「損する気がしない」という到達点

イメージ 1

イメージ 2


猫次郎先生のブログ内でお褒めのお言葉を頂戴したが、ホウセンという坊主は、ちょっとばかし褒めてやらないとやる気にならない、プライドだけ無駄に高いド下手と見抜かれて、気をつかっておっしゃってくださったに違いない。



22歳の頃に初めて雑誌の影響で投資信託を買ったが、ズルズルと値下がりして、少ない金額だったが損をした。

それからまたしばらくして25歳、今度は低位株投資(ボロ株投機)の本をよんで、よっしゃとやってみるも、一年で買値から半値で損切りした。

典型的なバカである。

もう株なんてしないと思った。


30歳、正月明け、東京にbeatboxのバスキング(路上投げ銭ライブ)をしに行った。ひと通り渋谷のスポットでやり終えたあと、ボーっと休憩しているとすぐ後ろからツヤツヤテカテカのリムジンが止まって、中からハタチそこらのお水のネーチャンが、高級そうな白いドレスでひとり降りてきた。


まあ美人だったが、それよりもその高価そうなアイテムで着飾った小娘の風貌から、なぜか屈辱感を猛烈に感じさせられた。

30にもなって、まともに稼げもしない音楽活動に精を出している自分が、金は無くともそれがカッコいいと思っている自分が、とてもみじめで、情けなくて、しょうもなく感じた。


あの小娘にあらゆる面で完璧に負けたぁ…





その日の夜一人で悶々と考えた。



とりあえず金だ。

まとまった金のない男なんてクソだ。

しかしどうやって金をつくるか。

なったばかりの僧侶の立場を利用して金稼ぎはダサい。したくない。

起業するか?いや効率悪い。ネットビジネスもアフィリエイトもひと通りかじったがたいして儲からなかった。。


結局、

株が一番効率よく稼げる



となって、グロース株の投資をした。

集めはじめて数ヶ月で買値から8倍に膨れ上がり、このまま億るんじゃね?とか浮かれていたが、ズルズルとピークから下がり、ついには去年元本割れしてまた損切りである。

バカである。

もう一度、基礎からやり直したい。




バカはバカになりきって、先達者のおっしゃることを愚直にやるしか道はない。


まずはその道のプロを真似ていく。どういうことをやっているのか見る。
普通素人が見れないようなもの見せてくれてるんだから、、



イメージ 3

イメージ 4


(脱線)週末は本物の庭を見るために、島根の足立美術館に行きたかったがあいにくの雨なので、またにしよう。





グラフ書いてレベル上げですな。


最近思う。

グラフ書くたびに、何というか、値動きがなんとなくわかるというか、感じるというか、

先月はとにかく1分足で、新値の本数カウントしたりして仕掛けたりしたが、ぜんっぜんうまくいかない。

それなら5分足ですこしゆったり見る、新値本数カウントもしない、月間の新値だけ頭に入れておいて、チャートみた瞬間の直感だけで仕掛けたり落としたりするようにした。1秒以上考えるなら仕掛けない。

そうすると、9割利食いで落ちた。

たまたまだとも思う。
下げに転調し始めたから利食いが容易になったのもある。

でもそれだけではない気がするなあー。

グラフの枚数だろうと何となく思う。

こればかりは、自分の10倍20倍と描いてる猫次郎さんやベトナムさんにしかわからないけど、そんくらいやれば

「損する気がしない」

というポイントに到達するのだろうなぁ。