ホウセンの煩悩箱

相場と煩悩 うぬぼれと内省の無限反復

休みで飛躍

○休みこそ飛躍のステップ

 筆者が1988年4月から5月にかけて、持ち株のすべてを売り、89年6月26日からカラ売りをはじめるまで1年1ヵ月の間休んだのは、天井を模索していたのだから、いまここで説明する休みとは種類(目的)の違う休みなのだが、90年からの暴落にひっかからず逆に大儲けしたのは、やはり区切りをつけ休みを入れて冷静になれたからなのだ。ただ、意識の変革という面では同じであろう。

 飛躍のための休みは、残像の払拭であり、ワンステップの上昇であり、自身の向上であり、成功への階段を昇ることで自分自身にとっては貴重なものなのである。新しい出発点に立つための休みは、経験のない人には絶対にわからない。未知の世界だからだ。
 また個人的なものなので人によって違うが、典型的な例を示しておきたい。
 まず休みの期間。3ヵ月か6ヵ月は必要であろう。少なくとも「利益を得た。資産が増加したという興奮」が完全に収まる期間が必要なのだ。人間であるかぎり、程度の差はあれ興奮する。興奮よりも、ひと仕事終わったという安堵感で充実するといってもよい。
『うねり取り入門』(同友館刊)の本を読んで実行した人から「生まれてはじめて、もちろんわずかな利益ですが、自分の力で利益を得たうれしさのあまり寝られませんでした」という手紙が来た。

 この人は、いままで損ばかりしていたのが、利益を得られた、それも自分で努力して得た利益なので、うれしくてしょうがないのだ。
 まして1,000万円が2,000万円になったら、誰でももう1億円、10億円は目の前だという気分になるはずである。
 それを気分でなく着実な第1歩にするための休みでありながら、うれしさ、興奮を静めるのだからたいへんなのである。  

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以上、無断転載。言わずもがな林大先生のお言葉。猫次郎さんもこれを言われているのだ。ちょっとでも「自分でとれた」と思うと興奮する。そう、まさに今興奮して、「この調子でいくと年末にはホニャララ」とついつい妄想が膨らんでしまっている。

ここらへんで休みを入れておかないと、多分、ここ最近積み上げた微々たる利益を吐き出して、足出しちゃう可能性が高い。

今日は1570をデイトレして、ZOZOを売り増して終了。

今スイングしてるノック玉を落としたら、1570だけ年末まで売りっぱなしにしといて、日々のノックを強制的に少しお休みしようか。

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明日からお盆休みで9連休。幸い今年は寺のお参りも少ないし、盆踊りがあるくらいで、あとは妻がいつ出産してもおかしくないから、まあこもってグラフ書いたり本読んだりして静かに過ごそうかな。

あ、忘れてた、来週学生向けに講演頼まれてるから、お金も頂くし、レジュメくらいは作らないといけないなぁ。。与えられたお題は「自分を見つめる」だそうで、「自惚れと内省の無限反復」を主題にお話ししようと思ってます。(相場の話ではありません笑)



あれ?意外と連休忙しいぞ?