ホウセンの煩悩箱

相場と煩悩 うぬぼれと内省の無限反復

幻想を嗜む

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初歩のお抹茶を点てるだけなら、入門して高いお金を払って教室に通う必要はないな。ネットや書籍の情報だけでだいたいつかめるし、youtube普及のおかげでなんでも知ることができる。

茶杓を自作。この耳かきみたいなさじ、作ってみると日本の美学の粋が詰まっている。ただの竹だが、そこに美を求めるのは、なんとも日本らしい。

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竹材を適当に削って丸一日水につけて、その後一時間程煮沸、充分水を吸わせてろうそくで炙って曲げる。で、乾燥したら小刀で削って出来上がり。まあ初めてならこんなもんだろう。

茶杓といえば、先日ヤフオクで、有名な禅宗の坊さんが作った茶杓が32万で落札されていた。ただの竹の棒切れに。

確かによく出来た品だったけど、いろいろ調べていくと、あーいうものは弟子がほとんど作ってて、出来の良いヤツに最後一刀入れただけのものも多いようだ。まあ、需要があって高く売れるなら手間を省くことを考え出すのが人間だけど、なんとも詐欺のような話はどの業界にもあるもんだな。

相場も、泡と幻想を売り買いしてる点では、似たようなものか。

名前を法川から泡銭に変更しないとな。